寺小屋親父のブログ

還暦なったら塾やるぞ!

個別指導じゃないとできないこと

バイトしはじめてしばらくたつと、集団授業じゃできないことが見えてきた。そのひとつが、「生徒に音読させる」。

実質集団授業じゃ長い時間音読させるのは不可能だ。最初は英語ではじめた。教科書本文を全部、最初は一文ずつ私の後について。だいたいできたら、生徒一人で音読。間違えがあったら、その場で訂正。そして日本語訳も言わせる。なんて感じで。

 

そのうち、小六の子に、国語の教科書を音読させた。特殊学級にいる子だが、30分はかかる長い文章の物語を、一気に音読した。私もひたすら間違えを指摘し続けて。

 

一般的に先生が問題文を読みながら説明するが、生徒に問題文を音読させてみるようになった。これも生徒も集中して、内容を把握することができて良いようだ。

 

まわりの先生を覗いてると、そこまで長時間音読させているのは見たことがない。が、私はたいへん成果が上がっていると感じる。特にかなり勉強が苦手なタイプには。