寺小屋親父のブログ

還暦なったら塾やるぞ!

音読

最近、音読にはまっている。

もちろん、「自分が」ではなく、生徒にさせることだ。

きっかけは英語。

単語の綴り、発音、意味。これがつながらない中二生徒、R君。特に、発音ができない。私の後に単語の発音をし、覚える、というのが授業の中心になった。

単語が発音できるようになったら、教科書本文を私の後に読ませる。概ねできるようになったら、自分で全部音読させる。そんなパターンになった。

集団授業より授業料の高い「個別指導」。集団授業ではできないことをやらないと意味ないな。そう考えてきた。音読する生徒を先生が集中して聞き、読み間違えがあったら逐一指摘する。これをたくさん毎回やるって、集団授業では不可能だと気づく。これって、すごい贅沢なことではないかと。

最近では、英語だけでなく、国語、社会でも音読させる。小6の子に国語教科書を音読させたら、20分ぐらい飽きずにできた。本人も充実感がある様子。

音読が大切、と昔から言われてきた。私も高校生の時、古文の先生に言われ、家で音読していた。ただ、ひとりだと、読み間違えをチェックできない。それを先生がチェックできる個別指導。その素晴らしさ、可能性の幅を実感している。